『思い出調査』も行う探偵事務所

『思い出調査』も行う探偵事務所

「思い出の食、捜します」その一行広告を頼りに、京都の東本願寺近くにひっそりと建つ
「鴨川食堂」へやってくるのは、悩みを抱えた現代の人々…。

その食堂には看板がない。食堂を切り盛りするのは、鴨川流とこいしの親子二人。
この食堂では、もう一度食したい食べ物の味を、少ない手がかりから再現してくれるという。
これは『鴨川食堂』というNHK BSのテレビ番組、もう終わってしまいましたが、探偵業に携っているものとして、なかなか、感慨深いものでした。

往年のアイドル、ショウケンこと、萩原健一が鴨川流(ながれ)、娘のこいしは売り出し中の忽那汐里(くつなしおり)。
鴨川流は元刑事で一階の鴨川食堂の天才肌の板前をやりながら二階の探偵事務所の現場調査員、こいしは一階の手伝いをしながら、二階の鴨川探偵事務所の所長という設定。

やっと鴨川食堂を見つけた客がこいし所長に語ります。自分にとって思い出がいっぱい詰まった食を探し出して再現して欲しいと。
小石所長は、まず、十分に時間をかけて聞き取り調査をします。この段階で、その調査目的にいかに到達出来るかが決まるほど丁寧に細かく情報を集めて整理します。

次に流調査員登場です。元刑事の調査員はあちこちの現場の調査に掛かりますが、自分が納得出来る結果を導き出せるまで決して諦めず、粘り強くしつこく進めていきます。
そして、最終的にその食の材料、レシピ、味、ともう一つ、最も大切なその食が持っている、その捜していた人にとっての当時の思いやまわりの状況、本当は何を探していたのかまで気づかせてくれるのです。

東京国際調査事務所では、このドラマの鴨川探偵事務所と同じ姿勢で調査に取り組んでおります。
言うほど簡単なものではありませんが、調査に対する一生懸命さや粘り強さ、しつこさは鴨川探偵事務所に負けるものではありません。

また、弊社ではこのドラマのような『思い出の食』の再現は出来ませんが、『思い出の調査』は行っております。
探偵事務所の『思い出調査』とは、どんな調査なのか?次号では、かつて調査した、いくつかの『思い出調査』を紹介したいと思います。

また、東京国際調査事務所バンコク支社では、タイ在住の方の相談も受付けております。
日本に残してきた家や家族、会社、親戚等にまつわる相談事ございましたら、まずはタイの日本人調査員に気軽にご相談下さい。

探偵はこんなこともできるカテゴリの最新記事